【動画編集副業】月5万円の壁を越えた話|無料ソフトからAdobe Premiereに切り替えた転機と単価500→7000円

単価500→7000円
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動画編集の副業を始めて半年、単価は500円から3000円まで上がったのに、月収は5万円前後で止まっていました。

クラウドワークスで案件を増やしても「月5万円の壁」が越えられない。ようやく分かった原因は、使っていた無料ソフト(PowerDirector・YMM4)で対応できる案件は、単価もそれなりだったという業界の構造でした。

そこから有料のAdobe Premiere Proに切り替えて、単価は最終的に7000円まで上がりました。2021年の秋には単価5000円が常態化して、20年続けた保育士を辞める決め手になりました。

この記事では、無料ソフトから有料Premiereに切り替えた転機と、私が実際に使ってきたAdobe CCの買い方2つ(デジハリAdobe講座 / Amazon新規キャンペーン)を、当時の私自身の体験と一緒に書きます。

※ 書いているのはすべて私個人の体験です。動画編集副業の成果は人によって異なります。

目次

私が動画編集副業を始めた理由

私が動画編集副業を始めた理由のイメージ

私が副業を始めたのは2020年末、3人目の育休終了直前でした。当時は保育士で、復帰後に「早番・遅番・持ち帰り」が常態化する働き方に戻ることへの不安が大きかったんです。

最初に試したのはクラウドワークスの小さな仕事。アンケート回答・文字起こし・単価の安いライティングなどで、時給換算すると5円くらいのものでした。それでも「保育士以外で稼ぐ経験」が欲しくて続けていました。

動画編集に辿り着いたのは偶然に近い形で、「自分でYouTubeをやってみたい」と思って独学でソフトを触りはじめたことがきっかけでした。そこから保育園の謝恩会や運動会の動画を自分で編集するようになり、クラウドワークスで案件を取り始めたのが副業としてのスタートです。

副業開始から退職までの全体像は別記事「元保育士がAIで稼げるようになるまでの話」にまとめているので、興味があれば合わせて読んでみてください。この記事では「動画編集副業で単価が上がった転機」に絞って書きます。

最初は無料ソフトで始めた(PowerDirector→YMM4)

最初は無料ソフトで始めた(PowerDirector→YMM4)のイメージ

動画編集を始めた時、最初に使ったのは無料版のPowerDirectorでした。「完全独学で始めるなら、まずは無料で触ってみよう」という当時の判断です。

家族用の動画(子どもの成長記録・保育園の謝恩会や運動会)で練習して、基本操作に慣れたころにクラウドワークスで初案件を受注しました。初めての案件はYMM4(ゆっくりMovieMaker4)指定のもので、PowerDirectorとは別ソフトだったので独学で覚え直しました。

YMM4って、いわゆる「ゆっくり解説」で使われるソフトですよね?

そうです。ゆっくりボイス付きの解説動画で広く使われていて、クラウドワークスの案件にも「YMM4指定」が多いんです。無料なのでハードルが低い代わりに、対応できる案件のジャンルもやや限定されます。

初案件の単価は500円でした。作業時間は初回なので倍かかって、時給換算するととても話にできない水準でしたが、「副業として動画編集でお金をもらえた」という実績にはなりました。

そこから案件を繰り返しながら、単価は1000円 → 3000円と上がっていきました。無料ソフトで半年粘った理由は、当時の私が「有料ソフトはお金を出してからでないと元が取れない・今の単価では投資できない」と考えていたからです。結果としてこの判断が半年分の機会損失を生みました。

半年で気づいた「月5万円の壁」

半年で気づいた「月5万円の壁」のイメージ

副業開始から半年ほど経った2021年春頃、私は月収5万円前後で完全に頭打ちになっていました。

単価は500円から3000円まで上がっていたので「単価の壁」ではありません。問題は、受注できる案件ジャンルの天井でした。

クラウドワークスで動画編集の案件一覧を見ると、高単価の案件はほぼ「Premiere指定」または「Premiere Proで編集可能な方」と書かれていました。私が使っていたYMM4やPowerDirectorで応募できるのは、単価が低めのジャンル(ゆっくり解説・軽めのリール編集)に偏っていたんです。

案件を増やす方向で動くと、作業時間だけがどんどん増えていきます。平日ワンオペで3人の子育てをしながらの副業だったので、時間を増やすのは物理的に無理でした。

  • 単価3000円×月15本 = 4.5万円(日中だけで月15本が限界)
  • 単価3000円×月17本 = 5.1万円(ここが壁)
  • これ以上は作業時間も家事育児も回らない

そのころ、動画編集のSNSやブログを読んでいると「無料ソフトでいるうちは単価もそれなり」という話を何度も目にするようになりました。最初は「広告目的のポジショントークだろう」と思っていましたが、自分が実際に月5万円で止まっていると、だんだんその言葉が効いてきました。

壁の正体は、自分のスキル不足ではなく「対応できる案件ジャンルが無料ソフトで取れる範囲に限定されていた」ことでした。

Adobe Premiereに切り替えた転機

Adobe Premiereに切り替えた転機のイメージ

2021年の春、副業開始からちょうど半年が経ったころ、Adobe Premiere Proに切り替えました。

最初の購入経路はデジハリAdobe講座

切替時に選んだのはデジハリ(デジタルハリウッド)のAdobeマスター講座でした。Adobe公式サイトで月額契約するより安く、Adobe CCの1年ライセンスに動画教材が付いてくる仕組みです。当時は今より安い価格帯で購入できました(デジハリは2024年12月に値上げされて現在¥68,800/年)。

初心者のうちは動画教材が付いてくるのが大きくて、Premiereの基本操作を独学で追いながらも「困ったら講座を見返せる」安心感で始められました。

Premiereは独学で1〜2週間で実戦投入

Premiereの操作は、デジハリの講座動画・YouTubeの無料チュートリアル・Adobe公式のヘルプを併用して独学しました。PowerDirectorとYMM4で基本的なタイムライン編集の概念を掴んでいたので、1〜2週間で仕事レベルまで到達できました。

※ 私の場合、YMM4等で半年慣れていたから短期間で移行できただけで、完全初心者の方はもう少し時間がかかる可能性があります。

切替後にすぐに起きた変化

  • クラウドワークスの「Premiere指定案件」に応募できるようになった
  • 案件単価が3000円帯から5000円帯に跳ね上がった
  • 長尺・企業案件も視野に入るようになった
  • クライアント側の扱いが変わった(「Premiereできる人」=一段上の扱い)

無料ソフトで粘っていた半年は、作業量を増やす努力で月5万円に届かせていました。切替後は、同じ作業量で月収が勝手に伸びていく感覚でした。

単価500→7000円の推移(実際の軌跡)

単価500→7000円の推移(実際の軌跡)のイメージ

私の動画編集副業の単価推移を、時系列で並べてみます。

段階単価使用ソフト時期
スタート500円PowerDirector(無料版)2020年末
伸び初期1,000円YMM4(無料)2020年末〜2021年初
壁の手前3,000円YMM4(無料)2021年春(月5万円の壁)
切替直後5,000円Adobe Premiere Pro2021年夏
退職決断時5,000円常態Adobe Premiere Pro2023年秋
卒業設定7,000円Adobe Premiere Pro2024年春〜(切るための値上げ)
※ 私の場合の単価推移です。受注ジャンル・クライアントによって同じ単価でも難易度は異なります

最後の7000円は少し特殊で、「このジャンルの案件を切りたかったから」あえて高く設定した価格です。当時すでにAI関連の仕事が動き始めていて、動画編集の比重を下げたかったので、「7000円なら来ても受けるし、来なくてもいい」というラインに置きました。結果として案件は自然に減り、動画編集からフェードアウトできました。

動画編集副業で単価を上げたい人に伝えたいのは、「上げたい時に上げる」「切りたい時も単価で調整する」という考え方で、結局これは有料ソフトに切り替えてからでないとできない交渉でした。無料ソフトで3000円帯にいた時の私は、単価交渉できる立場にいませんでした。

Premiereに切り替えて単価が上がった3つの理由

切替後の伸びを振り返ると、理由は3つに整理できます。

1. 応募できる案件の幅が広がった

一番大きいのはここでした。クラウドワークス・ココナラ等の動画編集案件は「Premiere指定」や「Premiere Pro使用可」が前提のものが多く、YMM4・PowerDirectorでは土俵に立てませんでした。Premiereに切り替えた瞬間、応募可能な案件数が体感で3〜5倍になりました。

2. 編集品質が上がり継続率が上がった

Premiereはプロ現場で使われるだけあって、細かい編集操作(カラーグレーディング・音声波形編集・高度なトランジション)の精度が無料ソフトとは別物でした。納品した動画の品質が上がった結果、クライアントからの継続依頼が自然に増えました。

継続案件は単発より単価交渉がしやすく、月収の安定性も上がります。

3. 「Premiere使える人」の信頼感

クライアント側の扱いが明らかに変わりました。「Premiere Proで編集」と書くだけで、プロ寄りとして見られるようになります。これは公平に見ると少し理不尽なんですが、業界構造としてそうなっているので活用する側に回った方が得です。

これは「Premiereだから偉い」という話ではなくて、「プロ現場の標準ツールを使えることが、相手にとっての安心材料になる」という話です。

私が実際に使ってきたAdobe CCの買い方2つ

ここからは実用パートです。私はAdobe CCをこれまで2つの経路で購入してきたので、それぞれのメリット・デメリットを実体験ベースで書きます。どちらもAdobe公式サイトで直接契約するより安いのが共通点です。

① デジハリAdobeマスター講座(最初はこれで始めた)

デジタルハリウッド(通信講座)が提供する「Adobeマスター講座」です。仕組みを要約するとこうなります。

  • 価格: ¥68,800(税込・1年分)(2024年12月改定)
  • 内容: Adobe Creative Cloud(コンプリートプラン学生・教職員版)1年ライセンス + 動画教材63時間(3ヶ月見放題)
  • 対象: 社会人OK(学生証不要。デジハリの受講生扱いになるため学生・教職員版が使える仕組み)
  • 更新: 1年毎に再購入する形式

初心者でこれから動画編集を始める人にはデジハリが一番合うと思います。Premiere・Photoshop・Illustratorの動画教材が付いてくるので、独学の不安をある程度減らせます。私が最初にデジハリで始めた理由もここでした。

② Amazon(セール・新規キャンペーンを狙う)

現在の私はAmazonでAdobe CCのライセンスを延長しています。2025年7月にAdobe Creative Cloud Pro 12ヶ月版オンラインコード版を¥43,000(新規対象キャンペーン)で購入したのが過去の実績です。通常価格は¥102,960なので、57%オフでした。

ただし2026年4月時点で確認したところ、同じ商品の現在価格は¥92,664(通常¥102,960の10%OFF)でした。私が買った¥43,000は「新規対象キャンペーン」という特別なもので、今は同じ価格では買えない可能性が高いです。

デジハリ¥68,800より安く買えたのは、たまたまAmazonの新規対象条件が揃ったタイミングでした。通常時は10%OFF程度、Amazonの大型セール(ブラックフライデー・プライムデー等)で¥50,000台になることもあります。

Amazonでの購入を考えるなら、セール時期(11月のブラックフライデー・7月のプライムデー)を狙うのが現実的です。私のように¥43,000で買えるかは、Amazon側の新規対象判定次第です。

  • 2026年4月現在の価格: ¥92,664(通常¥102,960の10%OFF)
  • 私が買った時(2025年7月): ¥43,000(新規対象キャンペーン・現在は期待薄)
  • 大型セール時: ¥50,000台まで下がることあり(ブラックフライデー・プライムデー)
  • 内容: Adobe Creative Cloud Pro 12ヶ月版 オンラインコード
  • ⚠️ 「新規対象キャンペーン」はAmazonの裁量で適用判断される(全員同価格で買える保証なし)
  • 動画教材なし(CCライセンスのみ)

注意点として、私が¥43,000で買えたのはたまたま新規対象条件が揃ったからです。同じ価格で買える保証はないので、購入画面で表示された価格を必ず確認してください。

3経路の比較(デジハリ / Amazon / Adobe公式)

項目デジハリAdobe講座Amazon新規キャンペーンAdobe公式
価格(年額)¥68,800通常¥92,664(10%OFF)/大型セール時¥50,000台約¥86,880
動画教材63時間(3ヶ月)なしなし
即日開始
対象者誰でもセール時期を狙える人誰でも
向く人初心者・教材付きが欲しい人既ユーザー・セールを待てる人即日・公式サポート重視
※ 価格は2026年4月時点。各サービスは値上げ・プラン変更の可能性あり。最新情報は各公式サイトで確認してください

デジハリAdobe講座のデメリット(正直に)

  • 1年毎に再購入が必要(自動更新ではない)
  • 動画教材の見放題期間は3ヶ月と短め(Adobe CC自体は1年使える)
  • サポート窓口はAdobe公式より限定的
  • 2024年12月に値上げ済み(それでもAdobe公式より安い)

Amazonキャンペーンのデメリット(正直に)

  • 通常価格は¥92,664(10%OFF)・新規対象キャンペーンは誰でも適用されるとは限らない
  • 大型セール(ブラックフライデー・プライムデー)のタイミング待ちが前提
  • 動画教材は付かない(Premiereの操作は別途独学が必要)
  • 1アカウント1本の制限あり

まとめると、初心者で「動画教材も欲しい」ならデジハリ、「既にPremiereを使える・コスト最優先」ならAmazonキャンペーンを狙う、という使い分けになります。私はこの順番で経験してきました。

動画編集副業で単価を上げたい人へ

最後に、私が半年の無料ソフト時代に遠回りして学んだことを、同じ状況にいる人へのメッセージとして書きます。

無料で粘らないこと

「単価が上がってから有料ソフトに切り替えよう」は順序が逆だと、私の場合は気づきました。単価が上がりにくい構造の中で、単価が上がるのを待つのは論理的に難しかったです。

ソフトの切替は月額換算で¥5,000〜6,000円台なので、1案件で余裕をもって回収できる範囲です。

案件を増やすより単価を上げること

副業で時間が限られている人ほど、「本数を増やす」方向の伸ばし方は早く天井にぶつかります。平日日中のみ稼働の私の場合、月20本以上を安定してこなすのは物理的に無理でした。

本数を増やすより、単価が上がる土俵に移る方が時間効率的にも生活的にも持続します。

有料ソフトは「コスト」ではなく「投資」

Adobe CCの年間コストは¥68,800〜¥92,664(購入経路による。Amazonの大型セールを掴めればもっと下がる)。単価を1本1,000円上げられれば、69〜93本で元が取れます。副業として動画編集を本気でやるなら、回収は十分現実的な範囲です。

「稼げるようになってから切り替える」ではなく、「稼げるようになるために切り替える」の順番です。私はこの順番を半年間間違えていました。

「月5万円の壁」にいる人へ

もし今、無料ソフトで動画編集副業をしていて月5万円で止まっているなら、その状況は私が2021年春に見ていた景色と同じかもしれません。壁の正体は自分のスキル不足ではなく、対応できる案件ジャンルの構造的な天井だった、というのが私の結論でした。

※ 再現性は保証できません。成果は個人差があります。ただ、私の場合は切替が転機でした。

まとめ

  • 無料ソフトで半年粘った結果、月5万円の壁で止まった
  • Adobe Premiereに切り替えて案件の幅が広がり単価が500→7000円に
  • 最初はデジハリAdobe講座で始めた(動画教材付き・初心者に安心)
  • 現在はAmazonで延長中(2025/7に新規対象キャンペーン¥43,000で購入。通常時は¥92,664・セールで¥50,000台)
  • これから始めるならデジハリ、既ユーザーならAmazonのセール待ちが現実的

動画編集副業で月5万円の壁にいる方へ、切替のタイミングは「単価が上がってから」ではなく「上げるために」です。私の場合の話でしたが、同じ状況の方の参考になれば嬉しいです。

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