元保育士がAIで稼げるようになるまでの話【時給5円から抜け出した7年間】

元保育士がAIで稼ぐ
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保育士を辞めてから約7年。在宅で稼ぐという目標に向かって、遠回りも停滞も、たくさん経験してきました。

クラウドワークスで時給5円以下の仕事をこなしていた時期。動画編集で案件が取れず、単価の上げ方がわからなくて途方に暮れていた時期。そして、AIとの出会いで収益が変わり始めた今。

「在宅で稼ぎたい」と思いながら、なかなか思い通りにいかないと感じている方に、私の実体験をそのまま届けたいと思います。きれいな成功談ではありません。でも、それが誰かの参考になればと思います。

私はfukuといいます。元保育士・SHIFT AI認定講師・3児ママ(中学生・小5・年長)です。


目次

保育士を辞めた理由——「おかえり」が言いたかった

保育士を辞めた理由——「おかえり」が言いたかったのイメージ

学童への罪悪感がピークに達した日

保育士として働いていた頃、いちばんしんどかったのは「子どもに”おかえり”が言えない」という事実でした。

仕事終わりに迎えに行くと、子どもはもう学童でひとりで宿題を終わらせていました。「ただいま」と言う子どもに、「おかえり」と言えない。学童に預けっぱなしにしているという感覚が、ずっと心の片隅に残っていました。

保育士という仕事は好きでした。でも、誰かの子どもの帰りを迎えながら、自分の子どもの帰りには間に合わない——この矛盾が、だんだん耐えられなくなっていきました。

退職は「逃げ」じゃなかったと今は思う

退職を決めたとき、周りから「もったいない」「資格を活かさないのか」と言われました。自分でも、逃げているんじゃないかという後ろめたさがありました。

でも今振り返ると、退職は逃げではなく「選択」でした。子どもとの時間を優先するために、働き方を変えるという選択です。ただ、その後の道のりが、思っていた以上に険しかったというだけで。


クラウドワークスで時給5円以下の現実

クラウドワークスで時給5円の現実のイメージ

「誰でもできる仕事」で消耗し続けた

退職後、まず手を出したのがクラウドワークスです。子どもが学校に行っている間に、スマホやPCで仕事ができると思っていました。

現実は、こうでした。

  • アンケート回答:1件3〜5円
  • データ入力:10,000文字で50〜100円
  • 記事執筆(初心者価格):1文字0.3円前後

時間を計算してみると、時給換算で5円以下になることもありました。「誰でもできる」という言葉の意味が、身をもってわかりました。誰でもできる仕事は、誰でもいい。つまり、単価が上がらない。

スキルなし・実績なし・ポートフォリオなし。この状態からのスタートは、想像以上に厳しいものでした。疲弊するだけで、収入には繋がらない時期が続きました。


動画編集という「希望」と「壁」

謝恩会ムービーから仕事の可能性に気づいた

転機になったのは、子どもの謝恩会でムービーを作ったことです。保護者から「こんなに素敵に作れるの?」と言われたことで、「動画編集って、仕事になるかもしれない」と思いました。

振り返ると、趣味でYouTubeに動画をアップしていた時期が1年ほどありました。そのときに身につけていた編集の感覚が、じつは下地になっていたんだと気づきました。

半年独学→スクール入会→それでも案件が取れなかった

動画編集を本格的に独学し始めて約半年。Premiere Proを覚えて、ポートフォリオを作って、クラウドワークスで営業をかけました。

結果は、ほとんど取れませんでした。

「スキルはある(つもり)なのに、なぜ受注できないのか」——この疑問が解消できないまま、スクールに入会しました。スクールでは技術だけでなく営業の型も学びましたが、それでも最初はうまくいきませんでした。

案件が取れない時期って、本当にしんどかったです。「自分のスキルが足りないのか」「やり方が間違っているのか」もわからなくて、ただ時間だけが過ぎていく感覚でした。

コミュニティの知人からもらった最初の案件

転機は、スクールのコミュニティの中から来ました。同じスクールで学んでいた知人が、「仕事のサポートをお願いできる?」と声をかけてくれたのです。

初めて「人から指名された」という経験でした。ここから少しずつ実績が積み上がり、徐々に他のクライアントからも問い合わせが来るようになりました。


1年かけて単価7,000円になった日——そして閉塞感

1年かけて単価7,000円になった日——そして閉塞感のイメージ

「作業をこなし続けるだけでいいのか」という問い

動画編集を始めて約1年。1本あたりの単価が5,000円まで上がりました。最初の時給5円から考えると、大きな変化です。

ただ、ここで壁に当たりました。単価を上げようとすると競合が増える。単価を維持しようとすると本数をこなさなければならない。子育てをしながら本数を増やすには限界がある。

「このまま作業をこなし続けるだけでいいのか」という疑問が浮かんできました。受注→納品→次の受注——この繰り返しを一生続けるのか、という閉塞感です。

AIが流行り出したタイミングで感じた危機感と可能性

ちょうどその頃、ChatGPTが話題になり、AIという言葉があちこちで聞かれるようになりました。

最初に感じたのは危機感でした。「動画編集もAIに取られるんじゃないか」という不安。でもすぐに、別の感覚が来ました。「これを使えたら、何か変わるかもしれない」という直感です。


AI×ACイラストで初月3万円——転換点はここだった

AI×ACイラストで初月3万円——転換点はここだったのイメージ

趣味の積み重ねが、突然「武器」になる

AIスクールに入会して最初に試したのは、趣味でやっていたACイラスト(フリー素材サイトへの画像投稿・販売)とAIの組み合わせです。

それまで「趣味の延長」として地道にやっていたACイラスト販売が、AIを活用することで制作スピードと品質が変わりました。初月で3万円の収益が出たのは、このときです。

「これだけで十分な収益が出た」というわけではありません。でも、「既存のスキルや経験にAIをかけ合わせると、数字が変わる」ということを、初めてリアルに体感した瞬間でした。

AIが「新しいスキルを身につける道具」ではなく、「今持っているものを活かす道具」だと気づいたとき、取り組み方がガラッと変わりました。

既存スキルとAIをかけ算すると何が起きるか

私の場合、かけ算の素材になったのは以下のものでした。

  • 動画編集の経験(制作感覚・ツール操作)
  • ACイラスト販売の経験(素材配布の仕組み・クレジット設計)
  • 保育士としての人への説明力(わかりやすく伝える技術)

AIを掛け合わせた先に、「コミュニティでAI初心者向けに教える」という役割が生まれ、やがて登壇の依頼に繋がりました。保育士時代に培った「相手のペースに合わせて説明する力」が、ここで思わぬ形で活きてきました。


今の働き方——講師・ブログ・動画の三本柱

保育士経験が「人に教える力」として生きている

現在の収益は、大きく3つの柱で構成されています。

  • AI関連の講師・登壇
  • ブログの仕組み化(このサイトを含む)
  • 動画コンテンツ制作

保育士時代に「わからない子にどう伝えるか」を日々考えていた経験は、AI初心者に説明する場面で確実に役立っています。「難しいことをわかりやすく」は、保育の仕事の基本でもあります。

当時は「保育士のスキルは在宅の仕事に使えない」と思っていました。でも今は、あの7年間が今の土台になっていると感じています。

「AI講師」より「AIクリエイター」が近い

「何をやっている人ですか?」と聞かれると、答えに少し困ります。AI講師・ブロガー・動画クリエイター——どれかひとつに絞れないのが正直なところです。

「AIクリエイター、なんでもやってます」というのが、今のいちばん近い表現です。これが弱点にも見えるかもしれませんが、複数の軸を持つことで、ひとつの案件が減っても他でカバーできるという安定感につながっています。


振り返って思うこと——7年間で気づいたこと3つ

7年かけてたどり着いた今、感じていることを正直にまとめます。

1. 「誰でもできる仕事」から抜け出すには、スキルの積み重ねに時間がかかる
魔法のような抜け道はありませんでした。ただ、積み重ねてきたものが、あるタイミングで繋がる感覚はあります。

2. 既存スキル×AIが、最短ルートだった(私の場合)
ゼロからAIスキルだけを身につけようとするより、今持っているものにAIをかけ算する方が、早く結果が出やすいと感じています。ただし、これは私のケースです。全員に当てはまるとは限りません。

3. しんどい時期は、必ずある
「うまくいかない期間」を経験せずに、いきなり軌道に乗った人を私は知りません。私自身も、動画編集で案件が取れなかった時期は本当につらかった。でも、その経験があって今があります。

「時給5円から抜け出せるのか」と不安だった頃の自分に言いたいのは、「遠回りしても、積み重ねは消えない」ということです。


この記事を読んでくださった方へ

フリーランスで稼げず疲弊している、単価の上げ方がわからない、子育てしながら在宅で稼ぎたいけど何から始めればいいかわからない——そういう方に、この7年間が少しでも参考になれば嬉しいです。

私はAI専門家でも、成功を保証できる人でもありません。ただ、遠回りしながらも今の仕組みに辿り着いた体験を、正直にお伝えできる人間だと思っています。


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