※本記事にはプロモーションが含まれます。

転職先の園で月案を提出したとき、返ってくる言葉が「やり直し」だけ。園によって書き方が違うのに、どこをどう直すのか具体的に教えてもらえず、修正基準がわからない時期がありました。
これは私が保育士だった当時の経験です。当時は生成AIそのものがありません。そこで現在、元保育士・AI講師の立場から、月案の直し方を新人保育士へ伝える図解をSousaku.AIで作れるか、個人情報を使わずに試しました。

結論からいうと、4項目のたたき台は見やすく作れました。ただし、AI画像をそのまま園の基準にはできません。
月案の「やり直し」がつらいのは、基準が見えないから
月案は、子どもの姿、ねらい、援助や環境、振り返りがつながっているかを確認する書類です。ただし、様式も言葉の細かさも園によって違います。
新人や転職直後の保育士に必要なのは「もう一度書いて」ではなく、何を見て、どこを直すのかがわかる共通言語です。今回は次の4項目に絞りました。
- 子どもの姿:観察した事実を書く
- ねらい:子どもの姿から考える
- 援助・環境:具体的に書く
- 振り返り:次月につなげる
Sousaku.AIで2モデルを同時に実機検証
2026年8月10日、Sousaku.AIの画像作成画面でSeedream 5.0 ProとNano Banana Proを選び、同じプロンプトから各1枚を生成しました。設定は16:9・1K・透かしOFF、画面上の消費表示は合計5クレジットでした。


実際に入力したプロンプト
新人保育士へ月案の直し方を伝えるための、横長16:9の日本語インフォグラフィック。白背景、ラベンダーとベージュの落ち着いた配色、太く読みやすいゴシック体、余白を広く取る。タイトルは「月案を直す4つの確認」。左から右へ4つのカードを矢印でつなぐ。カード1「子どもの姿」補足「観察した事実を書く」。カード2「ねらい」補足「姿から考える」。カード3「援助・環境」補足「具体的に書く」。カード4「振り返り」補足「次月につなげる」。下部に注意書き「最後は園の基準を確認」。文字は指定した日本語だけを正確に表示し、余計な文字を追加しない。園名、園児名、人物写真、企業ロゴ、透かしは入れない。装飾より読みやすさを優先する。
生成結果:今回は2枚とも日本語が読めた




| 確認項目 | Seedream | Nano Banana |
|---|---|---|
| 指定した日本語 | すべて読めた | すべて読めた |
| 4項目の流れ | シンプル | 矢印が大きく明確 |
| そのまま園で使えるか | 園の基準確認が必要 | 園の基準確認が必要 |
今回はうまく読めましたが、画像生成AIは毎回同じ精度になるとは限りません。文字崩れ、項目の抜け、意図しない追加表現があれば作り直しが必要です。
AI出力に、人が最終確認を重ねる
2枚とも見やすかった一方、足りないのは「その園の様式と修正基準」です。そこで、AIの4項目に人の確認欄を足した完成イメージを作りました。





図解は、指導する側と書く側が話すための「たたき台」。最終判断をAIに渡さないことが大切です。
保育現場で入力しないもの
Sousaku.AIの規約には入力・出力をモデル学習に使わない旨がありますが、処理や技術運用、セキュリティ目的で扱われ、バックアップが一定期間保持される場合があります。保育現場では、次の情報を入力しない運用が安全です。
- 園児・保護者・職員の氏名や連絡先
- 子どもの写真、けが、発達、家庭状況などの個別記録
- 連絡帳、おたより、月案、園内資料の原文
- 園名やクラス名など、組み合わせると特定につながる情報
今回のように、内容を一般化して「見出しだけの架空図解」にするのが最低ラインです。勤務先のルールがある場合は、そちらを優先してください。
Sousaku.AIが向く人・向かない人
| 向く人 | 向かない人 |
|---|---|
| 文章だけでは伝えにくい手順を図で整理したい | AI出力を修正せず正式資料にしたい |
| 複数モデルを同じ条件で比べたい | 園児の記録や園内資料をそのまま入力したい |
| 最後は自分で事実と表現を確認できる | 毎回同じ文字精度を保証してほしい |
「月案をAIに書かせる」のではなく、修正基準を話し合うための図を作る使い方なら、保育現場でも検討しやすいと感じました。
料金・利用できるモデル・各モデルの利用条件は変わる可能性があります。登録前に公式画面と利用規約をご確認ください。
まとめ:図解は「正解」ではなく、具体的に伝える入口
「やり直し」だけでは、書く側は次に何を変えればよいかわかりません。子どもの姿、ねらい、援助・環境、振り返りの4項目に分けると、修正する場所を具体的に話しやすくなります。
Sousaku.AIは、その共通言語を視覚化する選択肢の一つでした。ただし、園の基準と個人情報の確認は人の仕事です。AIを答えにせず、伝え方を整える補助として使うのが、今の私の結論です。
